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『ウルトラマンジード』シリーズ構成の乙一さんにお話を伺いました!

円谷倶楽部では、7/8の放送開始にむけてメインキャストのみなさんと、坂本監督、乙一さんのインタビューを連日公開しております!

6人目は作家の乙一さん。

本格ミステリ小説や切ないラブストーリーなど幅広い作風で知られる乙一さんですが

『ウルトラマンジード』のシリーズ構成を担当されるという発表に驚いた方も多いのではないでしょうか。

いったい今回はどんな世界観を作ってくれるのかとても楽しみです。

乙一さんに作品への思いや意気込みを伺ってきました。

 


・ジードのシリーズ構成というお話が来たときはどんなお気持ちでしたか?

ウルトラマンは、小さい頃はぼんやり見ていた記憶しかなく、
最近息子と一緒に『ウルトラマンX』や『ウルトラマンオーブ』を見始めたところだったので、お話を頂いたときは本当に驚きました。
「なぜ僕に!?」という感じで。
 

引き受けた当初は、結構葛藤がありました。
自分の中に小さな頃からウルトラマンを見ていた下地というか素養が無いので、不安もありました。
でも制作チームの皆さんがその部分の知識を補ってくださるので、逆に自分は別の部分に力を注ごうと頑張っています。
今までのウルトラとは少し違った雰囲気を出してみたりとか。
リアリティを重視する部分と、実際に見て面白いと思う発想のバランスを上手く取れた作品にできたらと思っています。
テレビシリーズは大勢のスタッフで作っているものだからこその気遣いやサポートが必要なところもあり、小説を書くのとは違う面白さを感じています。

 

・ファンの間ではラブストーリーを手掛ける「白乙一」、ホラーやミステリを執筆する「黒乙一」と呼び分けられたりもされますが、ジードははたしてどんなカラーになるのでしょうか?

そうですねぇ…白黒はっきりつけられないという感じでしょうか(笑)。
いままだ最後の結末までは出来上がってないので、僕自身も何色になるか楽しみです。
今回はじめてシリーズ構成という立場でやらせていただいたのですが、作っていく中で思いもよらない方向転換も多く、気の抜けない作品だと感じています。
当初の想定とは全然展開も違ってきていて、自分としても目が離せない作品です。
それに関しては一番プロデューサーが胃を痛めているんじゃないかと思っていますけど(笑)。

 

最近のウルトラ作品というよりも、『ウルトラセブン』などの初期作品のどことなく暗めのSFホラー色の強いものであれば自分にもやれるかもと思って引き受けたところもありました。
でも、視聴者の方や子どもたちが求めているのはそういうものではない気がして。悩みましたね。

最終的にはできるだけ明るく楽しいものにしようという方向性ができてきたので、主人公のリクも明るく前向きな子にしました。
時々影の部分とか危うさが感じられるようなバランスが表現できたらいいなと思います。
自分の子供が今6歳なんですが、子どもたちが見て楽しめる作品になるように心がけています。

・お子さんにはウルトラマンの作品に携わっていらっしゃることはお話されたんですか?

話しました。でもまだあんまりわかってないみたいですね(笑)。
僕が脚本を書いているところを覗き込んで、文章の中にあるゴモラやエレキングと言った怪獣の名前を見つけて楽しそうに見ていますね。

 

・普段ご自宅で執筆されているんですね。

そうですね。執筆自体は自宅が多いです。
煮詰まった時はファミレスのドリンクバーに行ったりゲームしたり・・・。
プライベートの時はず~っとビールを飲んでいますけど(笑)。

 

・最後に作品の見所と円谷倶楽部の皆さんへのメッセージをお願いします。

ストーリーとしてはベリアルと主人公がいつどんなタイミングで邂逅し、どのように向き合っていくのかという部分を楽しみにしていただければと思います。
またライハ役の山本さんをはじめとした皆さんのキレッキレのアクションシーンが迫力満載です。

あとは劇中に登場するヒーロー作品「ドンシャイン」にも注目してほしいですね。
ストーリー全体にも関わってきますし、スタッフの愛が溢れている部分でもあります。

 

『ウルトラマンジード』は“特別”な作品です。
今までにない尖った設定で、昔ながらのファンの方も、初めて見るという方も皆さんで楽しんでいただけると思います。

是非見てくださいね!

 

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乙一(おついち)

作家。1978年生まれ。福岡県出身。

本名の安達寛高名義でウルトラマンジード脚本としてもクレジット。