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『ウルトラマンジード』メイン監督・坂本浩一さんインタビュー

円谷倶楽部では、7/8の放送開始にむけてメインキャストのみなさんと、坂本監督、乙一さんのインタビューを連日公開しております!

最後のお一人は監督を務める坂本浩一さん。

世界を股にかけ、大活躍中の坂本監督。
ウルトラマンベリアルの初登場作品である『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』(以降『銀河伝説』)も手がけられています。
今度はそのベリアルの息子を描いた『ウルトラマンジード』のメイン監督を務めます!
運命のようなめぐり合わせに期待大です!


・オファーを受けたときのお気持ちを教えて下さい。

『銀河伝説』で初登場したベリアルの息子が主役ということで、こちらこそ是非お願いしますという感じで引き受けました。
運命が巡り巡ってきたという感じがしましたね。

僕はもともとずっと海外にいたんですが、『銀河伝説』は一時帰国して日本で初めて撮った作品で、僕の経歴の中でもすごく思い入れの深い作品なんです。
この作品をきっかけに日本でも活動するようになりました。
その続編というか、同じ系譜の作品なので『ジード』にも思い入れはすごくあります。

その後手がけた『ウルトラマンギンガS』や『ウルトラマンX』はそれぞれの独立した世界観での作品でした。
今回の『ジード』は最初の『ウルトラマン』から始まる光の国の世界観を踏襲しているもので、そういうテレビシリーズは‘06年の『メビウス』以来だと思います。
新しい要素ももちろんありますが、昔からのファンの方にも深く楽しんでもらえる世界観になっています。

・シリーズ構成の乙一さんに関してはいかがですか。

もともと乙一さんの作品は読んでいたし、映像化したものも見ていたので、今回一緒に作品を作らせてもらうということになって、本当に驚いています。
僕と乙一さんで新しい化学反応が生まれると思います。
実際お会いしたら意外にもとても物静かな方で、今回はどういうタッチで構成されていくのか、すごく楽しみになりました。

お子さんが特撮を見る年齢ということなので、普通ではなかなか出ないようなアイデアや、特撮に触れていたら生まれない新しい発想をどんどん出してきてくれて、すごくいい刺激を受けています。

 

・現場の雰囲気はどんな感じですか?

僕自身、現場を明るくワイワイ楽しむのが好きなので、キャスト・スタッフ含めて楽しくやっています。
学校みたいなノリもあるし、ちょっと『ギンガS』っぽい感じもある。
そういう部分も作品に出てくるかもしれないですね。
撮影が始まる前にキャスト全員でアクション練習会をやったんですが、受け身からパンチや蹴りなど立ち回りも含めて練習して。
みんなヒーヒー言いながらやってましたけど(笑)、そういう中で団結感も生まれたのかなと思いますね。

 

今回キャスティングの部分から関わらせて頂いているので、必然的にアクションの得意な方が多く集まって下さいました。
その中でも山本千尋さん(ライハ役)は中国拳法のジュニアチャンピオンでもあり、ものすごい実力者なんです。
小澤雄太さん(レイト役)はブレイクダンス、渡辺邦斗さん(ケイ役)は居合と、運動神経がいい方が多いので、アクションも見どころになってくると思います。

 

あと今回は特に、普段スーツアクターとして活躍している岩田栄慶くんを素面で登場させることができたんです。
僕ももともとアクション出身で、そういう方に頑張ってもらいたいなと常々思っていたので、是非ファンの皆さんに応援してもらえたらと思います。

 

・『ウルトラマンジード』の特徴を教えて下さい。

ダークな部分を内に抱えたジードがどうやってヒーローになっていくのかという成長物語という面があり、新しい試みで面白いと思います。
タイプごとの戦い方が特徴的で、野性的な部分を出してみたり、力強く格闘系なタイプ、アクロバトルが得意で軽業を使いながら戦うタイプと、それぞれ雰囲気の異なるアクションをします。
今回はデザイン面でも、それぞれ明確にタイプごとの差別化を突き詰めてみようと思っています。

 

また、『特撮』にも力をいれています。

今まで自分が好きな歴代作品のシーンをオマージュで結構やらせてもらってたんです。夕日の中での戦いとか。
でも、僕が子供の頃にすごく好きだった『ウルトラマンレオ』の第1、2話に出てくるような、プールを使った特撮はまだやれてなかったのでどうしてもやりたくて。

ちょうど『ジード』のオファーを頂く前に、レオのスーツアクターを務められた二家本辰己さんとの対談があったんです。
その時、僕は「昔のウルトラマンがどろどろになりながら戦うのが好きだ」っていう話をして、もし今度ウルトラマンに関わる機会があったら、二家本さんがやったレオみたいな戦いを絶対やりますね!って言っていたんです(笑)。
そうしたらその直後にオファーを頂いたので、今しかない!と思って(笑)。
無事プールを使ってアクションをするという機会を作ってもらいました。
水しぶきが飛んで、更にナイトシーンなので、迫力のあるかっこいい映像が撮れました。
ジードでは昔ながらのミニチュア撮影の良さも残しつつ、新しい技術を取り入れて更によりナチュラルな合成画面が作れるようになってきているので、きれいで迫力のある映像を楽しんでもらえると思います。

・作品の見所と円谷倶楽部の皆さんへのメッセージをお願いします。

『ジード』ではいままでのウルトラマンの”お約束”とは違った設定も多く、新しい観点での成長物語が楽しめると思います。
また周りのサポートのキャラクターたちもみんな個性的で面白く、ウルトラマンゼロも出てきたり、と賑やかで毎回楽しめる要素がたくさんあります。

 

悪の遺伝子を受け継ぐウルトラマンがヒーローとなるのは初めてのことだと思います。
彼が皆さんに愛されるヒーローになれるように頑張っていきますので、是非応援してください!

 

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坂本浩一(さかもとこういち)

スタントマン、映画監督として活躍。1970年生まれ。東京出身。

『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』や『ウルトラマンギンガS』『ウルトラマンX』などの監督を務める。